instructor
Maya
技術だけでなく、心を込めて演奏することの大切さを伝えたい。
年齢関係なく、永くピアノに親しんでもらえるような指導を心がけています。
音楽とともに歩んできた道のり
3歳よりヤマハ音楽教室にてピアノ、エレクトーンを学び始める。
小学5年生の時に将来音楽大学に進学することを目標に定める。
ヤマハの最上級クラスに在籍し、演奏技術を学ぶ。
アンサンブルでコンテストに出場し、毎年連続金賞受賞。
金賞を取り続けることは並大抵の努力ではなく、学校の合間に少しでも時間があれば練習に明け暮れる日々。
アンサンブルと並行して個人のピアノレッスンも受講。
非常に熱心な先生のおかげで、コンクールで賞をいただいたり、作曲で賞をいただいたり、本来のんびりマイペースな性格ながら、演奏するには困らないレベルの高さまで身につけることができた。
環境を変えたいと思い、当時ドイツから帰国されたばかりの鳥居知行先生(現・大阪音楽大学教授)に師事。
「自分で考えて曲を組み立て、音色にこだわる。」
それまで受けてきたレッスンとは全く違う、非常に頭を使うレッスン。
今まで先生の言われた通りにしか演奏してこなかった私には斬新で、慣れるまで一苦労。
一音ずつ修正が入るという気の遠くなるようなしんどさ、正確に表現できないもどかしさ。
音色、腕、指の使い方…基礎練習をイチからやり直すという、先が見えない練習でしたが、少しずつ自分の中でピアノに対する思いが変化してきました。
大阪音楽大学に入学後、練習に明け暮れる日々。
目標を同じくして入学した同期たちから得ることも多く、大変有意義な学生生活を送る。
3回生:専門特殊研究クラス ソロコース在籍
先生からの勧めもあり、学内選抜オーディションを受けて専門特殊研究クラスのソロコースに在籍。
大学ピアノ科100名ほどの中で実技に秀でたトップ10名のクラス。
国内外の著名ピアニストや指導者から直接指導が受けられ、様々な演奏技術を学ぶ。
さらに声楽、弦楽器、管楽器、打楽器等、他楽器の伴奏もたくさん受け持つ。
おそらく当時ピアノ科の学生の中で一番たくさん伴奏させていただいたと思います。
ソロでのレッスン課題が毎週6冊、伴奏が8名ほど。さらに室内楽も担当。
学内では忙しくいつも走り回り、帰宅後は夜中まで練習しなくては追いつかない量でしたが、楽しくて充実していました。
4回生:さらなる選抜
特殊研究ソロクラスは更にオーディションで選抜され、10名から5名へ。
ピアノ科全学生の中で5名だけ。
無事5名に残り演奏技術習得に励む。
ピアノレッスンに役立つと思い、教員免許を取得。
相変わらず伴奏も大変で、コンクールもありハードな一年でしたが、実技以外は3回生までにほぼ単位を取得済みだったので助かりました。
学生生活を送りながら4回生の時より自宅や出張でピアノを教え始める。
それまでは指導される側だったのが、指導する立場に。
人を指導するということの難しさを痛感する毎日。
学生の頃レッスンしていた生徒さん達も、当時は小学生だったのに今では優しいママに。
結婚式に呼んでいただいたり、可愛い教え子たちの成長を見守ることができたのもピアノのおかげです。
出産するまでは演奏会も頻繁に出演しておりましたが、子育てが始まってからは演奏会から遠ざかっております。
いずれまた…と思いますが子育てが落ち着いてからになりそうです。
ピアノの様々な曲に慣れ親しんでもらい、演奏する楽しさを知ってもらいたい。
小さな頃から厳しい指導を受け、歯を食いしばって練習に明け暮れた日々。
ピアノを楽しむ余裕なんてなかった私が人に伝えたいもの。
「それは、上手下手とかの技術ではなく、
心を込めて演奏するということ。」
大人になっても時間がある時にピアノに触ってほしい、音楽のある暮らしを楽しんでほしい。
少しでもそのお手伝いができればいいなと思い、日々レッスンしております。
生徒お一人お一人の個性だけでなく、生活スタイルも様々です。
せっかくご縁があって指導させていただくのですから、年齢関係無く永くピアノに親しんでもらえるような指導を心掛けています。
これまでのたくさんの皆さまとの出会いに感謝し、
これからもピアノのある生活を満喫してもらえますように。
アンサンブル
毎年連続金賞受賞
作曲でも
受賞経験あり
大学時代
最多伴奏担当
多くの生徒を
指導してきた経験